三菱商事も連結赤字を発表、しかしその後の経営陣の姿勢には共感
三井物産に続き三菱商事(8058)も、創業以来初となる連結赤字に転落することを発表しました。
三菱商事は、2016年3月期の連結純損益の予想を、3,000億円の黒字から1,500億円の赤字に下方修正。
これは、チリの銅事業やオーストラリアの液化天然ガス事業などで、合計約4,300億円の損失を計上することが主な原因です。
三井物産と資源開発投資で争っていただけに、今回の世界的な資源安は両社にとっても大きな痛手。
しかし、資源を持たない日本において、フロンティア精神で世界に打って出るのが総合商社の使命であると思いますので、今後も長い目で期待していきたいと思います。
三菱商事は今回の赤字転落を受けて、6月に予定していた夏の賞与を役員全員分カットし、さらに小林社長は今期の報酬の5割を、資源分野の担当役員は報酬の3割を返上することも、あわせて発表しました。
世界的な資源安を受けて、軽減はできても正直回避しようのない要因だけに、「そこまでしなくてもいいのでは?」と、個人的には思うのですが、これも経営者としてのケジメなのでしょう。
リスクを冒して挑戦する企業方針には甘めに見てしまう傾向があるのですが、株主や従業員など、ステークホルダーに対する責任をしっかり示すことはやはり重要ですね。
「企業が窮地の時こそ投資で応援する」って澤上篤人さんが言ってましたね(笑)。株価の動向次第で下値を拾いたいと思います。
三菱商事は、2016年3月期の連結純損益の予想を、3,000億円の黒字から1,500億円の赤字に下方修正。
これは、チリの銅事業やオーストラリアの液化天然ガス事業などで、合計約4,300億円の損失を計上することが主な原因です。
三井物産と資源開発投資で争っていただけに、今回の世界的な資源安は両社にとっても大きな痛手。
しかし、資源を持たない日本において、フロンティア精神で世界に打って出るのが総合商社の使命であると思いますので、今後も長い目で期待していきたいと思います。
三菱商事は今回の赤字転落を受けて、6月に予定していた夏の賞与を役員全員分カットし、さらに小林社長は今期の報酬の5割を、資源分野の担当役員は報酬の3割を返上することも、あわせて発表しました。
世界的な資源安を受けて、軽減はできても正直回避しようのない要因だけに、「そこまでしなくてもいいのでは?」と、個人的には思うのですが、これも経営者としてのケジメなのでしょう。
リスクを冒して挑戦する企業方針には甘めに見てしまう傾向があるのですが、株主や従業員など、ステークホルダーに対する責任をしっかり示すことはやはり重要ですね。
「企業が窮地の時こそ投資で応援する」って澤上篤人さんが言ってましたね(笑)。株価の動向次第で下値を拾いたいと思います。
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