カプリチョーザなどを展開するWDIグループ(3068)が株主優待制度の拡充を発表!

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4月21日、カプリチョーザやエッグスン・シングスなどの飲食店を展開するWDI(3068)が株主優待制度の拡充を発表しました。

株主優待制度の一部変更に関するお知らせ


株主優待制度の変更内容は以下の通りです。

(株主優待券)
・100~499株/3,000円→変更なし
・500~999株/10,000円→20,000円
・1,000~1,999株/20,000円→30,000円
・2,000~2,999株/30,000円→40,000円
3,000~4,999株/30,000円→50,000円
5,000株以上/30,000円→60,000円
(下線が変更箇所、WDI VIP CARDは従前どおりのため省略)


これらの株主優待券は、カプリチョーザやトニーローマ、エッグスン・シングスやウルフギャング・ステーキハウスなどで利用することができます。

株主優待券の利用可能店舗はこちら


最近ではすかいらーく(3197)などでも株主優待制度を拡充させる動きが続いており、今後外食産業に株主優待拡充の流れが波及するか注目です。
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コメダホールディングス(3543)の株主優待制度が一部変更、実質改悪に!

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コメダコーヒーを要するコメダホールディングス(3543)は4月12日、株主優待制度の一部変更を発表しました。

株主優待制度の一部変更に関するお知らせ


変更の内容は以下の通りです。

(変更のない事項)
・100株以上の株主が対象
・年2回(基準日は2月末、8月末)
・プリペイドカード「KOMECA」にチャージ

(変更前の内容)
1,200円分のチャージ(有効期限6ヶ月
もしくはギフト(自社製品詰合せ)

(変更後の内容)
1,000円分のチャージ(有効期限1年
ギフトは廃止


チャージ金額が引き下げられる他、自社製品詰め合わせのギフトも選べなくなり、事実上、株主優待制度の改悪となります。

コメダコーヒーの場合、ドトールコーヒーなどと比べて駅から離れた郊外にある店舗が多く、店舗数も限られていることから、皆が気軽に利用できる環境にはありません。

KOMECAを使いたくても使えない人も多く、そんな株主への救済策として自社製品のギフトが選べたわけですが、今後はそのギフトも選べなくなり、株主優待制度の恩恵を受けられる人は減るものと予想されます。

ただでさえ、IPO後、売出価格よりも株価が下がってしまい、不満を抱える株主が多い中、今度は株主優待制度の変更で多くの反発があるものと予想されます。

また、株主優待目的で株を保有する株主からは、一部で売却の動きも出て株価が下落することも想定されます。

TOKAIホールディングス(3167)が株主優待制度を拡充へ!

3月9日、東海地区を中心にケーブルテレビやガス事業等を展開するTOKAIホールディングス(3167)が、株主優待の拡充を発表しました。

TOKAIは所有株数に応じて3ランクに分けて株主優待を設定しておりますが、今回はそのランクのハードルを一部下げた格好です。

具体的には次の通りです。
(ランク・・・変更前 ⇒ 変更後)
1ランク・・・100株以上1,000株未満 ⇒ 100株以上300株未満
2ランク・・・1,000株以上5,000株未満 ⇒ 300株以上5,000株未満
3ランク・・・5,000株以上 ⇒ 変更無し

なお、各ランクの株主優待の内容については変更ありません。

今回の変更で2ランクの株主優待をもらいやすくなった一方で、元々2ランクの株主優待が欲しいと1,000株を有していた株主からは異論が出そうな気もします。

2ランクの株数の範囲が広いことから、さらに2つに分けて4ランクに変更してもらいたい、などという意見が今後株主から出るかもしれませんね。

とは言え、株主優待制度の拡充はTOKAIの一株主としては大歓迎です。
(今回は小さなニュースですが、私が保有する数少ない株でしたので取り上げさせていただきました。)

ますます広がりを見せる株主優待制度、2月も新設・導入が次々と発表されました

12月決算企業を中心に多くの企業が、決算発表と共に株主優待制度の新設・導入を発表しています。
2月の決算短信の発表期間は2月1日~2月23日、その間に株主優待に関してプレスリリースした企業は以下のとおりです。

<導入・新設>(【コード】社名/内容)
・【2330】フォーサイド/株主優待ポイント
・【5989】エイチワン/クオカード
・【8203】ミスターマックス/自社製品詰め合わせ
・【6653】興電機製作所 /クオカード
・【5946】長府製作所/クオカード
・【3926】オープンドア/クオカード
・【3924】ランドコンピュータ/クオカード
・【2475】WDBホールディングス/クオカード
・【3975】AOI TYO Holdings/クオカード
・【7939】研創/クオカード
・【6200】インソース/クオカード
・【7906】ヨネックス/自社製品(ポロシャツ等)
・【9749】富士ソフト/自社製品(筆ぐるめ)
・【2687】CVSベイエリア/宿泊割引券
・【3556】リネットジャパンG/査定アップ
・【6623】愛知電機/選べるギフト
・【7187】ジェイリース/クオカード
(※単年のみの記念優待や長期保有株主優待などは除いています)

また、株主優待制度の拡充は7社、変更も多数ある中、廃止は1社のみでした。

株主優待制度の内容については、もはや定番となったクオカードを選択する企業が多い中、個人的には富士ソフトやヨネックスなど、自社製品を取り入れる企業には愛着も湧き好感が持てますね。

個人投資家にとっては株主優待制度が充実していると、配当以外の楽しみがある他、人気があることもあり、株価急落局面でも大きく下げ難くいんですよね。
一方で業績悪化により、制度内容が改悪されたり、最悪の場合廃止になれば一気に株価急落の可能性もあり、株主優待制度だけでなくしっかりと業績を確認して投資をしなければなりません。

とは言え、日本独自の株主優待制度はまだまだ広がりを見せそうです。

すかいらーく(3197)が株主優待制度を拡充、これまでの3倍に!

2月9日、レストランチェーンのすかいらーく(3197)が決算発表と共に株主優待制度の拡充を発表しました。
今回の拡充により、株主優待券の総額は一気に3倍に増加、嬉しいサプライズです。

<株主優待券の変更>
・100~299株 年間 2,000円分 → 6,000円分
・300~499株 年間 6,500円分 → 20,000円分
・500~999株 年間 11,000円分 → 33,000円分
・1,000株~ 年間 23,000円分 → 69,000円分


今期の配当予想も1株当たり40円ということで、株主優待を含めた株主還元利回りは6%を越えました。

なお、発表後、株価は急騰するものと思われましたが、大口の売り圧力もあり、今のところ株価はあまり上昇していません。
決算内容も良好で、今期の業績見通しも悪くないことから、売り一巡で株価が吹くか注目です。

ファミレスチェーンは衰退産業という印象がありましたが、再上場を果たして以降は順調に業績を伸ばしており、最大手らしくがっちりと結果を残しています。
ファミレスに関わらず、どの業種においても勝ち組と負け組がはっきり分かれる昨今の傾向もあり、すかいらーくは完全に勝ち組に復活した感があります。
今回の株主優待策の拡充も経営陣の自信の表れではないでしょうか。
すかいらーくについては、今後も注目していきたいと思います。
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日米の個別銘柄を中心に、債券からリート、ETFからインデックスファンドまで、投資に関する気になったトピックを毎日ピックアップして更新しています。

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