セルジーン(CELG)が2017年Q1の決算を発表、1株利益はOK、売上高は予想を下回る

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4月27日、米国製薬大手のセルジーン(CELG)が2017年第1四半期の決算を発表しました。

【科目/2016.1Q⇒2017.01Q⇔アナリスト予想】
・売上高/2,512⇒2,960⇔3,040
・営業利益/1,002⇒1,111
・純利益/801⇒941
・1株利益/1.32⇒1.68⇔1.64


1株利益はアナリストの予想を上回ったものの、売上高はアナリスト予想を下回りました。

各製品別で見てみると、REVLIMIDは前年同期比20%増、POMALYST/IMNOVIDは33%増、OTEZLAは24%増と堅調な売り上げの伸びを示しています。

また、次の項目についてガイダンスの変更がありました。

【科目/2016⇒2017⇔アナリスト予想】
・営業利益率/約45.5%⇒約46.0%
・希薄化後EPS/5.85~6.21⇒5.95~6.29
・営業利益率/約56.5%⇒57.0%
・1株利益/7.10~7.25⇒7.15~7.30⇔7.23


順調な成長を示すセルジーンですが、薬価についてはトランプ政権の行方次第で変動的であり、開発や業績の進捗だけでなく、政治的な動向にも引き続き中止していかなければなりませんね。
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ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)が2017年1Q決算を発表、1株利益はアナリスト予想を上回る

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ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)が2017年第1四半期の決算を発表しました。

アナリストの予想との実際の内容との比較は以下の通りです。

(科目/1Q予想・1Q結果)
・売上高/180.1・177.7(億ドル)
・1株利益/1.76・1.83(ドル)


売上高はアナリストの予想に届きませんでしたが、1株利益は予想を上回りました。

また、純利益は44億6,000万ドルと、前年同期の44億2,000万ドルを下回る結果となりました。

次に、今後の見通しですが、2017年通期の業績予想を1株当たり6.93ドルから7.08ドルに上方修正し、1株当たり7.00ドルから7.15ドルの範囲で通期の業績を予想する、としました。

アナリストの予想平均は、1株利益7.04ドルでしたので、ポジティブなガイダンスです。

また、売上高予測についても、741~748億ドルとしていたガイダンスを、754~761億ドルに拡大しています。

アナリストの予想平均は、売上高746.5億ドルでしたので、ポジティブなガイダンスです。

売上増加の背景には、同時には発表されたスイスの製薬会社「Actelion(アクテルリオン)」の買収による影響によるものとしています。

堅調な決算内容でしたが、直後、株価はオープニングで3%以上下げています。

個人的には良い内容の決算だと思うのですが、こればかりはわかりませんね・・・。

ウエルシアHD(3141)が2017年2月期の決算を発表、ドラッグストアの成長はいつまで続くか

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4月12日、イオン傘下のウエルシアホールディングス(3141)が2017年2月期の決算を発表しました。

平成29年2月期決算短信〔日本基準〕(連結)


今回発表された決算内容及び来期の見通しは以下のとおりです。

(科目/2016年度(前)・2017年度(今)・2018年度(予))
・売上高/528,402・623,163・675,000
・営業利益/18,759・24,078・26,300
・経常利益/20,377・25,723・28,100
・当期純利益/9,527・14,451・15,000
・1株利益/97.73円・138.92円・144.10円
・1株配当/42円・57円・※32円×2
※2019年3月で1株を2株に分割するため、実質64円の配当を予想
(記載がない場合の単位は「百万円」)


今期の決算内容や来期の業績予想を見る限り堅調そのもので、決算発表と共に大幅な増配を発表しています。

配当予想の修正に関するお知らせ


ドラッグストア業界は、小売業における数少ない成長分野の1つですが、競争も激しく、シェアの拡大などを目的に企業買収が盛んに行われています。

ウエルシアは「ドラッグ&調剤」、「カウンセリング営業」、「介護」を中心に専門性を高めながら「24時間営業」にも取り組んでおり、ドラッグストアと言う概念にとらわれない業態変化進めています。

個人的な見解として、外食産業の天敵はコンビニ業界と思っていますが、コンビニ業界と対抗するのは今後ドラッグストアになっていくのでは、と考えています。

食品など、コンビニに陳列する商品と同じものを扱うドラッグストアですから、利便性や快適性を追求した調剤併設店舗が町中に広がれば、コンビニに比べて価格面で優位なドラッグストアが多く利用されるのは容易に想像がつきます。

ただし、ドラッグストア業界も異業種参入や業務資本提携、M&A等の生き残りをかけた業界再編の動きが加速しつつありますから、一筋縄ではいかないと思いますが。

ウエルシアは、2018年2月期に116店舗の出店を計画しており、事業拡大に積極的です。

個人的に、調剤であってもTポイントが貯まる他、JALマイルが2枚貯まるJALカード特約店でもあり、流通系電子マネーのWAONが使えるなど、利用のたびに付加価値も高く、優先的に利用しており、つい贔屓目に応援してしまいます。

「祝!イオン系ドラッグストア・ウエルシア薬局がJALカード特約店に仲間入り!」
(クレカマイラー・ピコの「ちょっとハワイまで」)


日常的に利用しているお店ですから、できれば株式分割する前に買いたいところです。
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自ら定めたアセットアロケーションに基づき長期投資を実践しています。
日米の個別銘柄を中心に、債券からリート、ETFからインデックスファンドまで、投資に関する気になったトピックを毎日ピックアップして更新しています。

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