全国保証(7164)が2017年3月期の決算を発表、まさに「ドル箱」商売で増収増益

5月8日、全国保証(7164)が2017年3月期の決算を発表しました。
今回発表された決算内容及び来期の見通しは以下のとおりです。
(科目/2016年・2017年(今)・2018年(予))
・営業収益/31,918・35,918・38,230(百万円)
・営業利益/25,125・28,139・28,790(百万円)
・経常利益/26,303・29,001・29,570(百万円)
・当期純利益/17,204・19,530・20,350(百万円)
・1株利益/250.20・284.04・295.95(円)
・1株配当/55.0・62.0・74.0(円)
なお、営業利益率は78.3%、ROEは23.8%、自己資本比率は34.2%でした。
なんといってもトピックスとして取り上げるべきは同社の営業利益率で、78.3%という驚愕の数字を叩き出しています。
住宅を購入する際の借入金に対して保証を行う会社で、一定の貸し倒れリスクを加味して手数料を徴収するだけの、まさに「ドル箱商売」と言っても過言ではないと思います。
来期見通しも順調そのもので、通期の配当金も12円増配の74円を予定しております。
ウォーレン・バフェットが唱えた「ブリッジ型銘柄」(橋を渡らないと向こうにいけないような場所で通行料を徴収するような商売をする会社のこと)に同社にも当てはまるでしょう。
じっくり持ち続けるには良い株ですね。