アドバンス・レジデンス投資法人(3269)が「DBJ BCM 格付」最高ランク格付を獲得

4月21日、レジデンス型住宅系リート最大手のアドバンス・レジデンス投資法人(3269・以下「ADR」)の資産運用会社であるADインベストメント・マネジメント株式会社が、株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」)が行う「DBJ BCM 格付」において、J-REITの資産運用会社として初となる最高ランク格付を獲得しました。
また、同日発表した4月25日付の長期借入金、2,400百万円(固定金利)の金利についても、1,400百万円はDBJから借り入れることになっており、「DBJ BCM 格付」最高ランク格付に基づく融資メニューでの借入金となります。
(借入先・借入金額・金利・借入期間)
・三井住友信託銀行/1,000百万円・0.670%・11年
・日本政策投資銀行/1,400百万円・0.555%・10年
(加重平均金利0.603%・10.3年)
リートの場合、持続的な成長に必要な外部成長(新たな物件の買い増し等)には金融機関からの借入金が欠かせません。その借入金の金利は利益とトレードオフの関係にあり、安く調達できるに越したことはありません。
今回、「DBJ BCM 格付」の最高ランク格付けを獲得したことにより、より安い利率で資金を調達できることになりますので、ADRにとっては今後の資金調達面や収益性確保の面で大変有利に働くことが予想されます。
対外的にも信頼できる投資法人であることをアピールできますし、何かと優位に働く今回の格付の取得ですから、存分に活用し、収益を拡大させて欲しいと思います。